短期間で道の駅をまわるには、道の駅の閉まる時間を知らなければならない。
道の駅が閉まる時間はそれぞれでバラバラだ。そのため、単に一番近い道の駅を目指して進んでいれば良いという訳では無く、まわる順番を決めておかないと効率良くはまわれない。
まずは、一番遅くまで開いている道の駅を選び、そこをその日の目的地にする。その付近で宿泊出来る施設を探しておくか車中泊をするか考えておく。
次に、その日に回ってしまいたい道の駅の閉まる時間を押さえ、どの順番でまわるのかを決めておく。それぞれの道の駅の間の距離を把握して、移動時間の目安を持っておくことも必要だ。道の駅の間の距離はスタンプラリー台帳の右上に近い道の駅からの距離が記載されてあるので便利だった。記載されていない場合はGoogleマップを活用出来る。
早く閉まる道の駅に関しては夕方ギリギリに到着する計画は立てずに、出来れば午前にまわってしまう計画を立てた方が良い。
効率よくまわるためには、道の駅の開く時間も重要だ。一番早く開く道の駅の時間に合わせて到着するようにすれば道の駅をまわれる時間が長くなるからだ。次の道の駅の開く時間と移動距離を考えてその後の計画を立てることが出来るようになる。
また、夏季はあまりないが、道の駅にも休館日ごあるので注意が必要だ。
北海道の道の駅では、特に道央はそこそこ近い位置に道の駅があるので上記を踏まえた計画が有ればまわりやすくなる。道南や稚内へ向かう日本海側のライン、日高当たりの日本海のライン等はほぼ一本道なのであまり考えなくて良いかとも思えるが、やはり事前に考えておいた方が道の駅まわりが楽になるだろう。
自分たちははじめ計画をほとんど決めずに、今日はこの道なりでグルーっと走って道の駅をまわろう、となんとかなるだろうと簡単に考えていたので道の駅の閉まる時間が迫る夕方に焦ってしまうことが多かった。もちろん、行き当たりばったりに次の目的地を決める旅は普段なかなかできないので楽しかったが、北海道の道の駅をそのようにまわって制覇するには8日間は短すぎたようだ。
閉まる時間というのは、結構道の駅によってシビア度が違うようだ。道の駅にホテル等遅くまでやっている施設が併設している(どちらかというと道の駅の方が併設されている状態だ)と、施設の方の好意でスタンプやガチャピンズをやらせてもらえることがあったが、他の施設と合わさっていないような場合は、少しでも過ぎたら難しいと感じる。それでも、かなり無理して行ってみたら好意で開けて貰えたことも何度もあったので、なんとも言い難いが。